※本記事は個人の体験をもとにした内容であり、医療行為や診断、治療を目的としたものではありません。体調に不安がある方、通院中・服薬中の方は、医師や専門家へご相談ください。
40代に入る少し前、健康診断で大きな病気が見つかりました。
まさか自分が、と思いました。
それまでの私は、仕事を優先する日々の中で、徹夜や外食が続き、 体の声を後回しにしていました。
疲れているのが当たり前になっていて、重いのが日常になっていた。 体のだるさや重たさは感じていました。でもそれが「おかしい」とは 思っていなかった。そのくらい、麻痺していたのだと思います。
食生活が乱れていることも、頭ではわかっていました。 ただ、立ち止まる余裕がなかった。というより、 立ち止まることを自分に許していなかったのかもしれません。
病気が見つかったことは、とても大きな出来事でした。 けれど同時に、自分の心と体、そして暮らし方に向き合うきっかけにもなりました。
40代からの整え習慣とは
私にとっての「整え習慣」は、特別な健康法や完璧な暮らしを目指すことではありません。
日々の中で少しだけ立ち止まり、自分の状態に気づくこと。 心や体に負担をかけすぎない選択を、少しずつ増やしていくことです。
たとえば、朝の過ごし方を少し変える。食べるものを少し意識する。 週末に静かな場所へ出かける。忙しい日ほど、深く呼吸する時間をつくる。
そうした小さな積み重ねが、40代からの心と体を支えてくれると感じています。
心を整えるために始めた神社参拝
暮らしを見直す中で、自然と取り入れるようになったのが神社参拝でした。
鳥居をくぐり、参道を歩き、手水舎で手を清める。 その一つひとつの所作が、慌ただしい日常から少し距離を置く時間になりました。
神社は、自分の内側に戻る場所
神社の空気に触れると、心が静かになる瞬間があります。
何かを願うためだけではなく、自分の内側に意識を戻す時間。 今の自分に必要なものを見つめ直す時間。
私にとって神社参拝は、自分との会話ができる場所です。 慌ただしい日常では後回しになりがちな「これからどう生きたいか」を、 静かに問いかけることができる。参拝後のスッキリした感覚は、 自分と向き合えた証拠のような気がしています。
体を整えるために見直した食生活
心を整えることと同じくらい、体を整えることも大切だと感じるようになりました。 まず見直したのは、毎日の食生活です。
完璧に変える必要はありません。 ただ、自分の体に入れるものを少し丁寧に選ぶだけでも、暮らしの意識は変わっていきます。
発酵食品や酵素食品、温かい飲み物、季節の食材など。 無理なく続けられるものから取り入れることを大切にしています。
整える習慣は、暮らしをデザインすること
私はデザイナーとして、長くデザインの仕事に関わってきました。
デザインは、見た目を整えるだけではありません。 情報を整理し、目的に合わせて選び、伝わりやすい形にすること。 暮らしも同じだと感じています。
何を大切にするか、何を手放すか、どんな時間を増やしたいか、どんな自分でいたいか。 40代からの整え習慣は、自分の暮らしを少しずつデザインし直すことなのかもしれません。
無理なく続けるために大切にしていること
整える習慣を続けるうえで、私が大切にしているのは「頑張りすぎないこと」です。
体にいいことでも、負担になってしまうと続きません。 心を整えるための習慣が、義務になってしまうと苦しくなります。
だからこそ、できる日にできることをする。 少し乱れた日があっても、また戻ればいい。 そんなゆるやかさも、40代からの整え習慣には必要だと思っています。
「くらしのね」で発信していきたいこと
「くらしのね」では、40代からの心と体の整え方をテーマに、 暮らしの中で取り入れやすい習慣を記録していきます。
発酵食品や酵素・サプリメントなどのインナーケア、美容やスキンケア、 神社参拝や瞑想、仕事と暮らしを整える道具や本。 忙しい毎日の中で、自分をいたわる時間のきっかけになれるものを、 丁寧に発信していきたいと思っています。
どれも特別なことではなく、日々の暮らしにそっと取り入れられるものを大切にしたいと思っています。
心と体を整える、小さな一歩から
40代からの整え習慣は、大きく変わることではなく、小さく戻ることなのかもしれません。
自分の呼吸に戻る。自分の体の声に戻る。自分らしい暮らし方に戻る。
病気をきっかけに始まった暮らしの見直しは、今では自分を大切にするための習慣になりました。 心を整え、体をいたわり、暮らしを少しずつデザインする。
「くらしのね」が、同じように日々を整えたい方にとって、 少しでもヒントになる場所になれば嬉しいです。
